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前年度の高齢者虐待認知件数 過去2番目の多さ 沖縄

昨年度、県内で確認された高齢者への虐待事案の件数は213件と過去2番目の多さとなりました。
県によりますと昨年度、高齢者に対する虐待と判断された件数は213件で過去最も多かった前の年度より10件減少し、過去2番目の多さとなりました。
内訳をみますと家族や親族による虐待は206件でその半数以上が虐待された高齢者と加害者が2人暮らしのケースでした。
また、養護施設や介護施設の職員による虐待は前年度と同じ7件で発覚したケースでは市町村による注意や指導などの措置が講じられています。
県は家族の介護疲れや経済的な負担など様々な要因が虐待に繋がっているとみています。
このため市町村と連携しながら支援制度の周知や利用を促すとともに、地域で虐待の疑いを察知した場合は早めに通報してほしいと呼びかけています。
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