車にＧＰＳ機器を無断で取り付け　ストーカー疑いで男を逮捕

好意を寄せる女性の知人の男性の車にＧＰＳ機器を取付け、ストーカー行為をしたとして、警察は１３日、沖縄市の会社員の男（４４）をストーカー規制法違反の疑いで逮捕した。男は、先月２３日にも好意を寄せる女性の車の鍵を盗み取るなどして窃盗の容疑で逮捕されていた。

ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは沖縄市の会社員の４４歳の男。

男は好意を寄せる女性の知人男性が所有する車に約７センチ四方のＧＰＳ機器を取付け、位置情報を取得した疑いが持たれている。
警察の調べに対し、男は「男性の車の動きを観察した」と認めるも、「恨みや恋愛感情は無い」と容疑を一部否認している。

ストーカー規制法は２０２１年に改正されていて、相手の承諾なしにＧＰＳ機器で位置情報を取得する行為を禁じていて、警察によるとＧＰＳ機器を使ったストーカー規制法違反での逮捕は県内で初めて。

男はこのほか、好意を寄せる女性の車の鍵を盗み取るなど窃盗の疑いで先月逮捕されている。