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1歳~4歳が64% 沖縄県全域にインフルエンザ警報
インフルエンザの感染拡大が続いています。沖縄県は19日、今シーズン全国で初めてとなるインフルエンザ警報を出しました。
今月9日から15日までの1週間に県内56の医療機関で報告されたインフルエンザ患者の数は1861人で前の週の1.8倍となりました。
1医療機関あたりの患者数は33.23人と警報レベルの30人を超え、県は19日、今シーズン全国で初めてとなるインフルエンザ警報を出しました。
県内にインフルエンザ警報が出されるのは2019年の9月以来です。
保健所別にみると中部保健所が最も多く八重山保健所が続きます。
※中部保健所45.33人 八重山保健所39.33人 南部保健所27.57人 北部保健所26.00人 宮古保健所13.75人
年齢別では1歳から14歳の子どもが64%を占めていて、今月10日から13日の間で、小学校1校が学年閉鎖、小中高校6校が学級閉鎖となりました。
入院者の数は県内の27の重点医療機関で36人となっています。
県内の新型コロナ以外の一般病床使用率は96.6%と満床状態が続いていて、県立八重山病院では今月20日までの予定だった診療制限を27日まで延長することを決めています。
そのほか11カ所の重点医療機関で入院や救急車の受け入れを制限しています。
19日に確認された新型コロナウイルスの新規感染者は608人でした。
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