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在沖海兵隊4000人が移転のグアム基地 玉城知事が視察
玉城知事が18・19日にグアムを訪れ、沖縄に駐留するアメリカ海兵隊の一部が移転する海兵隊基地を視察しました。
アメリカ軍の再編計画では沖縄に駐留する海兵隊員のうち4000人がグアムに移ることになっています。
3年ぶりの海外訪問としてグアムを訪れた玉城知事は18日、海兵隊の移転先となっている「キャンプ・ブラズ」を視察しました。
キャンプ・ブラズは建設工事が進められている最中ですが、クリストファー・ボップ司令官は約2割の工事が完了していて来年2024年から順次受け入れを始めるとの見通しを示しました。
玉城知事は海兵隊の移転は基地で働く日本人従業員の生活への影響も考えられることから移転に関する情報を可能な限り早く提供するよう要望しました。
19日はグアムのレオン・ゲレーロ知事と面談し、在日アメリカ軍専用施設の沖縄が占める割合を現在の70%から50%まで減らすよう日米両政府に求めていることに触れ、「沖縄の基地負担の軽減を図る上で海兵隊のグアム移転が重要だ」と伝えました。
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