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部活でのハラスメントをなくすために 高校生が議論
体罰や暴言など部活動でのハラスメントをなくすにはどうすればいいのか、高校生たちが自身の経験や悩みなどを踏まえ意見を取りまとめました。
高校生による検討委員会は部活動での暴力や暴言の根絶に向けて高校生の声を反映しようと去年12月に発足したものです。
4回目となった26日は県内7つの高校からラグビー部や吹奏楽部などに所属する22人が参加し、指導者と学校、それに共に汗を流す仲間と自分たちを支える保護者に対してどのようなメッセージを届けるか意見を出し合いました。
「キャプテンとかだけじゃなくて、みんなが(意見を)言い合えるようにやってほしい」
「先生(指導者)のやり方を一方的に生徒に押し付けるんじゃなくて生徒の意見を尊重したチームづくりを意識してほしいという意見がたくさん出ました」
指導者と生徒がコミュニケーションを取りやすい環境をつくることや、ハラスメントが疑われた場合に学校側がすぐに対応することなど16のメッセージが決まりました。
次回はこのメッセージをどのように発信していくか議論することにしています。
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