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3連協が嘉手納基地で目視調査 100デシベルを超える騒音を観測
嘉手納基地におけるアメリカ軍機の騒音など飛行実態を把握するため、基地周辺の自治体でつくる三連協が8日、目視調査を実施しました。
目視調査は嘉手納基地を抱える嘉手納町と沖縄市、それに北谷町の3か所で、午前8時から行われました。
このうち、「道の駅かでな」では、午前10時15分ごろFー22戦闘機が離陸した際に電車が通る際のガード下の騒音と同じレベルの102.3デシベルの騒音が確認されました。
ところで、嘉手納基地では機体の老朽化で退役するF15の代替機となるF22とF16戦闘機が去年11月以降暫定配備されています。
これに伴い、去年11月に1万4千回あまりだった騒音は12月に1万9千回を超え、先月は2万1千5百回となっています。
北谷町の渡久地町長は、調査データなどを基に沖縄防衛局など関係機関に騒音被害の改善を求める方針です。
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