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嘉手納基地 退役戦闘機に代わる暫定配備後に騒音増加

嘉手納基地で老朽化したF15戦闘機に代わる外来機が暫定配備されて以降、基地周辺の騒音が増えていることが県の調査で分かりました。

嘉手納基地では機体の老朽化で退役するF15の代替機として、去年11月以降ステルス戦闘機のF22とF16戦闘機が暫定配備されています。

県が基地周辺で実施している調査では暫定配備前の去年10月に記録した騒音の回数が1万2500回余りだったのに対し、11月は1万4300回、12月に1万9000回を超え、先月は2万1500回余りに増えています。

嘉手納基地を抱える自治体でつくる三連協も8日から軍用機の飛行の実態を把握する目視調査を行っています。

▽嘉手納基地三連協会長・渡久地北谷町長
「(騒音が)1.5倍増えてきているというデータもあるので、住民からの声を伝えていくとか3市町で現状を訴えていくことで解決していかなければならない」

常駐機と外来機の運用で騒音が増加しているかっこうで、三連協は9日に嘉手納基地や沖縄防衛局に騒音の軽減を求めて抗議することにしています。

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