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現場からの悲痛訴えに県が新方針 八重山の透析医療ひっ迫 沖縄

八重山圏域の透析医療の提供体制がひっ迫している問題で県は9日、看護師や専門の技師を増員する考えを示しました。

八重山地域では県立八重山病院など3つの医療機関が透析医療を行っていますが、看護師などの人手不足で新たな患者の受け入れができなくなっています。

しかし県が来年度の増員を1人としたためこれに反発した八重山病院の院長が辞意を表明するなど混乱が生じています。

▽よなは医院・与那覇朝樹院長
「今の一番の問題はハード(透析設備)がそろっても、人材、人員がいないんですよね、それで透析が困難になっているというのが新たに出てきた問題です」

9日に開かれた協議会で県は県立八重山病院に看護師3人と技士1人を4月から増員する方針を示しました。

また、県外から看護師を誘致するため就業助成金を支給する事業を来年度から開始すると説明しました。

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