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8割の市町村「卒業生にマスク着用求めず」独自方針も
3月に控えた学校の卒業式について県内41市町村のうち33の市町村では卒業生にマスクを着用を求めないことがわかりました。
学校の卒業式について県教育委員会は、児童生徒や教職員は式典全体を通じてマスクを着用せずに出席することを基本とし、保護者や来賓についてはマスク着用を求めるよう市町村の教育委員会などに通知しています。
沖縄テレビが41市町村の教育委員会に対応を確認したところ、33の市町村が県の方針に沿って卒業生にマスクの着用を求めないと回答しました。
一方、那覇市は新型コロナやインフルエンザの市内の感染状況を踏まえマスクの着用を「奨励する」としているほか、中城村も中学校では高校受験を控えているためマスク着用に協力を呼びかけると独自の方針を取っています。
そのほか嘉手納町や粟国村など5つの町村は対応を検討中としています。
県教育委員会は保護者や来賓はマスクを着用し、児童生徒も校歌斉唱や合唱の際はマスクをすること。マスク着用を希望する児童生徒にマスクの着脱を強いることがないよう呼びかけています。
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