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1300万円横領の座間味村元職員に懲役3年の判決

フェリーの売上金およそ1300万円を横領した罪に問われている座間味村の元職員の裁判で、那覇地方裁判所は21日元職員に対し懲役3年の実刑判決を言い渡しました。

この裁判は座間味村でフェリーの料金を管理していた元職員の宮平健太被告(47)が、2016年から4年半に渡り合わせて1300万円余りを着服した業務上横領の罪に問われているものです。

21日の判決公判で那覇地方裁判所の安原和臣裁判官は「ギャンブルを原因とする多額の負債があったところさらなる賭博資金を得るために職務上の権限を利用し偽装工作をした上で犯行に及んでいる」と指摘しました。

その上で「現時点で座間味村に対する弁償は全くされていない。分割弁済する意思を示しているが全額を弁償できる見込みは非常に乏しい。」などとして懲役3年の実刑判決を言い渡しました。

判決後、座間味村の宮里哲村長は謝罪した上で「公費の扱いのマニュアル改定やキャッシュレス化を進める。村民や関係者からの信頼回復に努めていく」と述べました。

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