公開日
航空機炎上事故を想定し訓練 関係機関が連携確認
この映像は那覇空港で2007年に起きた中華航空機の炎上事故です。乗客と乗員は間一髪脱出し1人の死者もでませんでしたが当時、空港事務所が消防に連絡せず消火活動が遅れる恐れがあったことも指摘されました。こうした航空機事故を想定した訓練が22日実施され、関係機関が緊急時の連携を確認しました。
訓練は那覇空港に着陸した航空機が炎上し、けが人が出たことを想定して実施され空港職員や消防、警察などおよそ350人が参加しました。
およそ50人のけが人を重傷や軽傷などけがの程度で治療の優先順位を決めるトリアージを行った後救護所での応急処置や病院に運ぶまでの一連の流れを確認しました。
訓練は新型コロナの影響で3年ぶりの実施となりました。
那覇空港事務所坂上昌彦那覇空港長「これから復活してくる便もありますので、危機管理的な事故が起こった時の対処の訓練は空港で働く皆さんとともに一緒に人命を救っていくことを心がけて訓練をしています。」
那覇空港事務所は不測の事態に素早く対応できるよう、今後も関係機関との連携を強めていくとしています。
あわせて読みたい記事