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「沖縄文化の象徴」三線狙った窃盗事件相次ぐ
沖縄の文化を象徴する「三線」。この三線を狙った窃盗事件が相次いでいます。先月浦添市で建物に忍び込み三線を盗んだとして、21日24歳の男が逮捕されました。
三線を盗まれた男性「ここに三味線をおいて2時間半くらいして帰ってきたら、三味線を弾こうとしたら無くなっているもんだから、それで気づいた。」
1月21日、浦添市にある三線教室で盗まれたのは講師を務める83歳の男性が長年愛用してきた三線一棹です。時価はおよそ80万円で、すぐさま警察に被害届を出しました。
その後、盗まれた三線が中古ショップに持ち込まれ売却されていたことがわかり、
警察は21日、窃盗の疑いで浦添市内間の無職の24歳の男を逮捕しました。調べに対し「三線は盗んでいない」と容疑を否認しているということです。
盗まれた三線が帰ってきたことに男性は胸をなでおろしました。「これ非常に大事にしていたから06:13~15これが帰ってきたからとても嬉しいですよ。」
三線が狙われる事件は去年11月、宜野湾市でも起きています。
さんしんの松田松田永店長「3時ごろですかね、すごいガタンガタンって音がするものですから起きてきて、こっちの店の方に出てきたら男の人がこんなして開けようとしているんですよ。」
店長が声をかけると男は逃げたため被害は免れました。
松田永店長「明らかに泥棒ですよ。こんなして酔ったふりして、だんだん道のほうに行ってとぼとぼ歩いていったんですよ。」
県内では去年複数の大学で販売目的で楽器を狙った窃盗事件も相次ぎ、警察は警戒を強めています。
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