石垣陸自準備進む　反対市民は抗議集会・沖縄

陸上自衛隊の駐屯地が置かれる石垣市では５日、ミサイルの発射機を積んだ車両などが搬入されました。

一方、配備に反対する市民は「軍事的緊張を高める動きだ」と批判を強めています。

石垣島では初めてとなる駐屯地の開設に向け今朝はミサイルの発射機を積んだ車両などおよそ８０台が搬入されました。

自衛隊配備に反対する市民は抗議集会を開き政府は防衛力強化ではなく対話を重視した外交で国際紛争を避けるべきだと抗議の声を上げました。

▽デモの参加者
「島全体の問題、沖縄全体の問題だと思って歩いている。」
「埼玉県から来たけどじっとしていられなくて悔しいけど軍事車両がどんどん入ってきたけど、それを少しでも止めたいと思って来た」

石垣駐屯地はミサイル部隊など５７０人の隊員と２００台の自衛隊車両が配備され今月１６日に開設、来月には記念式典が予定されています。