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自分が好きな自分であるために LGBTQカップルが高校生に講演
LGBTQ、性的少数者の現状や性の多様性について考えてもらおうと当事者を招いた講演会が南風原高校で開かれました。
講師として招かれたのは男女どちらもが恋愛対象になるバイセクシャルの安里ミムさんと、心の性別が男性と女性で揺れ動くXジェンダーのみーちゃんです。
LGBTQのカップルであることを公表する2人は「自分が好きな自分であるために」をテーマに思いを伝えました。
▽安里ミムさん
「理解できないことはもちろん誰にでもあることなので。ただ、自分が理解できないことがあったときに相手に傷つける言葉をぶつけないで欲しいということを伝えていきたいと思っています」
▽みーちゃん
「基本的に同じ人間です。特別なモンスターや妖怪じゃないので。個性が色々みんなそれぞれあると思いますけれども同じ人間ですよね。その中の個性のひとつだと思っていただければいいと思います」
事前に生徒から寄せられた質問にも答えました。
▽質問を読み上げ
「日本は海外と違い、多様性があまりないと思います。そのことについてどう思いますか?」
▽みーちゃん
「多様性というものを勉強して変わっていく必要があるとは思います。これから変わっていきましょう。その役割を担っているのは、大きな力があるのは皆さんです」
▽女子生徒
「無理に理解しようとせずに知っていくことからすることが大事だなと思いました」
▽男子生徒
「LGBT関係なく、自分で自分の好きなところを尊重するのが大事だなと思いました」
生徒たちにとって性的少数者について知り考える講演会となりました。
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