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児童に対する強制わいせつ罪に問われた元教諭に懲役1年6カ月

児童に対する強制わいせつの罪に問われた元小学校教諭の男に対し、那覇地方裁判所は懲役1年6ヶ月の実刑判決を言い渡しました。
この裁判は去年1月、50代の元教諭の男が沖縄県内の小学校で児童の胸を触るわいせつな行為をした罪に問われているものです。
これまでの裁判で検察側が「教師の立場を利用し児童が抵抗しないことに乗じた悪質な犯行」として懲役2年6ヶ月を求刑したのに対し、弁護側は「胸は触っておらずわいせつ行為には当たらない」として無罪を主張していました。
13日の判決で那覇地裁の佐藤哲郎裁判官は「これまでの元教諭の供述は不合理な点があり、信用性は劣る」と指摘しました。
その上で「被害にあった児童は十分に睡眠が取れなくなるなど大きな被害を受けていて、将来の健全な育成に悪影響を及ぼすことが懸念される」などとして懲役1年6ヶ月の実刑判決を言い渡しました。
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