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米軍上陸から78年 「集団自決」の犠牲者悼む 座間味村

78年前の26日、沖縄戦でアメリカ軍が最初に上陸した座間味村では、住民の強制集団死、いわゆる集団自決で多くの命が失われました。

島の慰霊塔には、犠牲者を悼む人々の姿がありました。

78年前の1945年3月26日。アメリカ軍が上陸した座間味島では、追い詰められた住民が自らの家族などに手をかけるいわゆる集団自決が起き、少なくとも177人が命を落としました。

平和之塔では、静かに鎮魂の祈りを捧げる人たちの姿がありました。

▽宮里征吾さん
「座間味で亡くなった方たちに安らかにお眠りくださいということと平和を見守ってくださいと子どもたちとお祈りしました」

▽宮平譲治さん
「今自分たちに出来ることは悲惨な過去の歴史を風化させないで、これから先伝えていくことが自分たちの仕事かなと思っています」

戦争の記憶が遠ざかる中、悲劇を風化させまいとする人々の思いは紡がれています。

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