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ヘイトスピーチやめて 沖縄県条例制定で市民グループが街頭活動

人種や国籍などを理由に差別を煽る言動、いわゆるヘイトスピーチの解消をめざす県条例が今月から施行されたことを周知する街頭活動が那覇市で行われました。

街頭活動をしたのはヘイトスピーチの解消を目指し活動する「沖縄カウンターズ」です。

県議会で可決され今月から施行された差別のない社会づくりを目指す条例は、外国人に対する誹謗中傷や沖縄県民であることを理由にした差別発言についても対象としているのが大きな特徴です。

街頭では条例についてプラカードで周知を促したほか、ヘイトスピーチとは何かを分かりやすく伝えるリーフレットを配布しました。

▽沖縄カウンターズ・楠川忠章さん
「沖縄県で(条例が)出来たことは大きいし、これが全国に広がっていけばいいなと思うのと、同時にだったら国で法律でやってくれれば一番いいのになと思います」

条例では過度な規制になりかねないとして罰則規定は盛り込まれておらず、沖縄カウンターズは「100点満点ではないが初めの一歩。どのように運用されるのか対応を注視していきたい」としています。

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