陸自ヘリコプター消息不明事故　潜水艦救難艦を派遣して捜索続ける

陸上自衛隊のヘリコプターが宮古島周辺を飛行中に消息を絶った事故で、自衛隊は機体の一部が海底に沈んでいる可能性もあるとみて、音波探知機を搭載した艦船を派遣し捜索にあたっています。

９日伊良部島の北の海上に到着したのは海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちはや」です。

陸上自衛隊のヘリが消息を絶った事故から３日となりますが、依然として乗っていた１０人全員の行方は分かっていません。

自衛隊は機体の一部が海底に沈んでいる可能性もあるとみて、音波探知機を備えた「ちはや」を派遣して捜索活動を行っています。

ところで、第１１管区海上保安本部によりますと、９日午後、ヘリの燃料タンクとみられる漂流物が新たに伊良部島の三角点付近から北東およそ１．３キロの海上で見つかったということです。