陸自ヘリ事故　死亡が確認された隊員の遺体を沖縄本島に移送

陸上自衛隊のヘリコプターが宮古島沖で消息を絶った事故で、自衛隊は死亡が確認された隊員２人の身元の確認を急ぐとともに残りの隊員の捜索を続けています。

今月６日、陸上自衛隊のヘリコプターが宮古島沖で消息を絶ち、隊員１０人の安否が分からなくなった事故では、１６日水深およそ１０６メートルの海底で胴体部分とみられる機体と共に５人が発見されました。

自衛隊はこのうち２人を引き揚げ死亡を確認しました。

隊員２人の遺体は１７日航空自衛隊・宮古島分屯基地からヘリコプターで沖縄本島にある航空自衛隊那覇基地に運ばれ自衛隊は身元の確認を急ぐ方針です。

宮古島沖では１７日も見つかった３人の引き上げや安否の分からない５人の捜索が行われています。

自衛隊は事故原因の究明に向けて海底に沈んだ機体の胴体部分の回収も急ぐ方針です。