玉城知事　７月にも中国訪問　経済交流を図る訪中団に合流を検討

東アジアの情勢安定に向けた独自の地域外交を政策に掲げる玉城知事は７月にも中国を訪問する方向で調整しています。

▽玉城知事（１４日の会見）
「沖縄県としてはアジア全体の平和の緩衝地帯にしたいと。平和構築のためのハブ機能をしっかりと発揮していきたいという考えがあります」

玉城知事は日中の経済交流を図る「国際貿易促進協会」から７月に予定されている中国訪問の案内があることを明らかにした上で、協会の訪中団に参加するかどうかも含めて中国への訪問に向けて調整していると説明しました。

県は今年度から県庁内に地域外交室を設置し、経済・文化交流の促進を図るとともに東アジア地域の緊張緩和にもつなげたいとしていて、先月には照屋副知事が中国の駐日大使と面談して訪中の意向を伝えていました。