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移設完了まで17年の試算も 那覇軍港の浦添移設 日米がマスタープランに合意

那覇軍港の浦添西海岸への移設計画について、日米両政府は軍港の位置や形状などをまとめたいわゆるマスタープランに合意しました。

那覇軍港の浦添西海岸への移設計画は民港の北側におよそ49ヘクタールを埋め立てる計画となっていて、去年10月に国の提案に対し県や移設先の浦添市などが容認しました。

19日に開かれた日米合同委員会で、日米両政府は那覇軍港の移設計画いわゆるマスタープランに合意したと発表しました。

埋め立て地には事務所や倉庫、給油所、消防署など17の施設が設けられます。

▽玉城知事 ※19日午前記者団に対し
「本日開催予定の日米合同員会で那覇港湾代替施設に関して合意がなされる見通しだと報告を受けている。厳格に、運用を広げることがないよう求めていきたい」

沖縄防衛局は今月7日に移設先の環境アセスメントの入札を公告していますが、10年前の統合計画では環境アセスに5年、さらに工期は9年と見込まれていて県は移設が完了するまでに17年掛かると試算しています。

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