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沖縄の北部医療を支える基幹病院の整備へ 事務所が開所
本島北部地域の医療格差の是正に向け新たな一歩です。北部地域の2つの病院を統合し新たな医療センターの設置主体となる事務所の開所式がきのう開かれました。
本島北部地域は医師が居ない4箇所の無医地区を抱えているほか、慢性的な医師不足による診療制限などが課題となってきました。
こうした課題の解決につなげようと、名護市にある県立北部病院と北部地区医師会病院を統合し新たに「公立沖縄北部医療センター」が設置される計画で、20日に設置主体となる組合事務所の開所式が行われました。
▽玉城知事
「人材の確保や北部地域の医療提供体制の確保についてもしっかりと取り組んでいきたい」
北部医療組合は県と本島北部の12市町村が運営するもので、医療センターの2028年の開院を目指し整備を進めます。
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