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陸自ヘリ事故 引き揚げ作業難航か 波の状況見極め判断
陸上自衛隊のヘリコプターが宮古島沖で消息を絶った事故で、機体の引き揚げに向けた作業が続けられています。
現場周辺の海域で民間のサルベージ船などによる作業が始まって3日目、1日は午前8時ごろから船の上に作業員が集まり無人潜水探査機も海中に投入されました。
一方、周辺の海域は作業が中止されたきのうに続いて波が高く自衛隊は深さ106メートルの海底に沈んだヘリコプターを引き揚げるかどうか波の状態などを見極めながら判断することにしています。
隊員5人の遺体を海底から引き上げた自衛隊の潜水艦救難艦「ちはや」も航行していてサルベージ船の無人潜水探査機が海底で新たに発見したものがあればダイバーが潜る飽和潜水を実施するとみられます。
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