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鍾乳洞ツアーのカヤックが流され21人が一時取り残される 全員救助

5日、宮古島の海岸で係留していたカヤックが流され、鍾乳洞ツアーに参加していた客とガイド21人が一時取り残されました。その後、別のガイドが救助に向かい全員が救助されました。

5日午後5時ごろ、宮古島市城辺の保良クバクンダイ鍾乳洞で「乗ってきたカヤックが流された」とツアーに参加していた客から警察に通報がありました。

山城志穂記者:
『ツアー客らはこちらのビーチからカヤックでおよそ500メートル先のあちらの鍾乳洞に向かったということです』

カヤックは鍾乳洞の近くのサンゴにロープを括りつけ、合わせて6隻係留していましたがサンゴが折れて5隻が流されてしまい、ツアーに参加していた客とガイドあわせて21人は身動きが取れなくなりました。

別のガイドが救助に向かい全員無事に戻れましたが25歳の男性が肘を擦りむく軽いけがをしました。

鍾乳洞は観光客に人気のスポットで、県はサンゴ保全の観点からカヤックでの移動や一日あたりの入場を制限する保全利用協定を去年、策定しています。

しかし、この業者は協定に参加していなかったほか、今月3日にも同様のトラブルを起こしていました。

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