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移植の希少サンゴまた死滅 普天間基地移設予定海域 防衛局は影響否定

普天間基地の移設計画に伴う工事について有識者が助言する環境監視等委員会が16日開かれ、埋め立て予定海域から移植された希少なサンゴが新たに1群体死滅したことが報告されました。

沖縄防衛局は名護市辺野古沿岸部に生息する絶滅危惧種のオキナワハマサンゴを保全する為2018年に9群体を別の場所に移植し、定期的なモニタリングを続けています。

16日に開かれた環境監視等委員会では、新たに1群体が死滅したことが報告され、これまでに移植されたサンゴのうち7群体が死滅した事が確認されました。

残る2群体のうち1群体も部分的に死滅しているという事です。

沖縄防衛局は元々生息していたサンゴとの生残率に差はないと説明し移植による影響を否定しています。

このほか埋め立て海域でジュゴンのDNAが見つかったとする県の調査について内容を精査するよう委員から意見が上がったということです。

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