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12時間が5秒に! パイナップル葉から繊維抽出 沖縄の企業が世界初の技術開発

県内の企業がパイナップルの葉の繊維を抽出する世界初の技術を開発しました。

廃棄されるパイナップルの葉を使った製品を販売するフードリボンが開発した機械は高圧の水で葉の繊維を抽出します。

これまで12時間かかっていた抽出作業がわずか5秒に短縮されるほか運搬コストや二酸化炭素の排出量がこれまでより削減できるということです。

会場ではこの技術を応用し製造されたかりゆしウェアや紅型などが展示されました。

▽フードリボン・宇田悦子代表取締役社長
「これを沖縄の天然繊維産業として展開していきたいという風に思っております。色んな伝統産業とコラボレーションして日本の繊維産業を生まれ変わらせる。夢はそれぞれの国の伝統衣装をパイナップル繊維で自国の原料で作っていくということを実現していきたい」

フードリボンでは繊維抽出機をパイナップルの生産量が多い宮古島や石垣島で近く稼働させる予定です。

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