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台風2号 飛来物の対策 停電への備えを 非常に強い勢力で沖縄に接近か

猛烈な台風2号は週明け月曜日以降に非常強い勢力で沖縄に接近するおそれがあります。飛来物による被害や停電を防ぐために早めの対策を心がけてください。

台風2号は26日の午後3時の時点でフィリピンの東を1時間に20キロの速さで西へ進んでいます。

中心付近の最大風速は60メートル、最大瞬間風速は85メートルです。

週明けの月曜日以降、非常に強い勢力で沖縄地方に接近し、進路によっては30日の火曜日ごろから先島諸島が暴風となる恐れがあります。

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浦添市の沖縄電力本社で機材の点検を行っているのは、停電が起きた際に復旧作業に当たるスタッフです。

電柱を登る作業員6秒風が収まり次第速やかに対応するため台風の接近を前に本島周辺の離島や先島へと派遣されます。

▽沖縄電力防災危機管理室・安形陽一郎さん
「台風時は飛来物ですとか樹木というのが停電の大きな原因の一つになっております」

強風でモノが飛ばされると、人がケガをしたり窓ガラスが割れたりする恐れがあるほか、トタンやビニールシートなどが電線を直撃し停電を引き起こすケースがあとを絶ちません。

▽沖縄電力防災危機管理室安形陽一郎さん
「家の外にある飛んでいきそうなものの固定をお願いしたいと思います」

このほか懐中電灯の準備や、スマートフォン・携帯電話を充電する手段の確保など、沖縄電力は停電に備えて早めの対策を心がけるよう呼びかけています。

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