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戦艦大和の乗組員も 平和の礎 新たに365人刻銘
沖縄戦などで犠牲になった人々の名前が刻まれる糸満市の平和の礎に、今年度新たに365人の名前が刻銘されます。
糸満市摩文仁にある平和の礎には沖縄戦を含む太平洋戦争などで犠牲になった24万人余りの名前が、国籍や軍人・民間人問わず刻まれています。
今年度は県出身者24人と県外出身者341人の合わせて365人が新たに刻銘される事になり、588人だった2006年度以来の多さとなっています。
県外出身者341人のうち296人が広島県出身で、そのほとんどが1945年に撃沈された戦艦大和の乗組員だったとみられます。
広島経済大学の岡本貞雄名誉教授の調査で分かり、今回県に申告されました。
これで平和の礎の刻銘者は24万2046人となり、県は今月23日の慰霊の日までに新たな戦没者の名前を刻んだ刻銘板を設置する事にしています。
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