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慰霊の日を前に白梅之塔で清掃活動
今月23日の慰霊の日を前に、沖縄戦に巻き込まれ犠牲になった女学生を祀る白梅之塔で清掃活動が行われました。
糸満市の白梅の塔には沖縄戦で看護要員として駆り出され命を落とした県立第二高等女学校の149人が祀られています。
今月23日の慰霊の日を前に女学生たちの体験を語り継ぐ「若梅会」のメンバーらが周りの草木を刈り取り石碑を磨きました。
白梅之塔の慰霊祭では犠牲になった女学生の写真を一人一人飾っています。
▽若梅会・いのうえちず会長
「それをご覧になったご遺族が、もっと鮮明な良い写真があるからと写真を送ってくださった。それがすごく嬉しくて。今回は上江洲須美さんの妹さんからお手紙をいただいたので、『須美ちゃん、妹さんからお手紙をいただきましたよ』と話しかけながら名前を磨きました」
白梅同窓会の中心的な存在だった中山きくさん(享年94)は今年1月に亡くなり、平和のバトンを受け取った若梅会のメンバーが元学徒の思いを繋ぎます。
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