沖縄慰霊の日を前に平和祈念像を浄める

今月２３日の慰霊の日を前に、沖縄戦で亡くなった人たちを追悼するために作られた平和祈念像のほこりを払う「浄め」の作業が行われました。

糸満市の平和祈念堂内にある高さおよそ１２メートルの平和祈念像は、毎年慰霊の日の前と年末に浄めの作業が行われます。

去年までは新型コロナの感染予防のため人数を制限していましたが、今年は４年ぶりに制限を設けず２６人が参加して祈念像のほこりを払っていきました。

▽東陽バス・バスガイド幸地由美さん
「修学旅行の生徒を案内する機会はたくさんあったんですけど、（像に）触れるということが初めてで不思議な気持ちになりました」

▽東陽バス・バスガイド仲間舞姫さん
「県外の方に沖縄戦のことを伝えられる環境にいるので、少しでも沖縄の悲しい過去をお伝えしていかなければならないと」

平和祈念堂では慰霊の日の前日に犠牲者の御霊を慰める前夜祭が執り行われます。