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報道カメラマン 石川文洋さん 若者に戦争と平和を語る
県出身の報道カメラマン石川文洋さんが13日、沖縄国際大学で講演し、戦争の実相や平和の尊さを学生たちに伝えました。
那覇市出身の石川文洋さんはベトナム戦争の従軍取材で知られる報道カメラマンで若い世代に戦争や平和について考えてもらいたいと今月12日から県内で講演会を開いています。
▽石川文洋さん
「武装ヘリコプターで機銃掃射この下には赤ちゃんもいるし女の子もいるし子どももいっぱいいます。戦争というのは民間人のことは全然気にしません今のウクライナもそうですね。」
石川さんはベトナム戦争当時沖縄のアメリカ軍基地から爆撃機や多くの兵士が出撃したことに触れ「基地の存在や平和を守るために何が必要なのかを考えて欲しい」と話していました。
▽学生は
「戦場という命の危険をさらしてまでシャッターを切り続けるその理由が今ここで撮っておかないと後に残らない後世に伝えられないという文洋さんの熱意というものを凄く感じました。」
石川さんは15日もうるま市で講演会を開催します。
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