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PFAS汚染 市民団体「米軍との意見交換に住民も参加させて」
アメリカ軍基地周辺の水源や土壌から有機フッ素化合物PFASが高濃度で検出されている問題で、宜野湾市の有志でつくる市民団体がアメリカ軍と意見交換の場を設けるよう市に要請しました。
宜野湾市では普天間基地周辺の河川や湧き水のほか、隣接する小学校のグラウンドの土壌からもPFASが高い濃度で検出されています。
PFASによる汚染問題の解決に取り組む宜野湾ちゅら水会のメンバーが16日に宜野湾市役所を訪れ、この問題について市とアメリカ軍が意見を交わす場に住民の代表を参加させるよう求めました。
▽宜野湾ちゅら水会・町田直美さん
「私たちの子どもが汚染された運動場で日々授業を受けて、この現状を変えるということはその場(意見交換の場)しかないわけですよ」
市の担当者は「市長に伝える」と述べ文書で回答すると応じました。
宜野湾ちゅら水会は来月スイスで開かれる国連の会議に出席しPFASの問題を訴えることにしています。
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