陸自ヘリ事故１０人の葬送式　岸田首相ら参列

今年４月、宮古島沖で陸上自衛隊のヘリコプターが墜落した事故で犠牲となった１０人の隊員の葬送式が１８日、熊本市の駐屯地で営まれ、岸田総理大臣が参列しました。

▽テレビ熊本　岡崎宣彰記者
「こちらは西部方面隊の総監部がある健軍駐屯地です。陸自ヘリの犠牲者を追悼する葬送式が間もなく開かれます。」

葬送式は九州・沖縄を管轄する西部方面隊・総監部のある熊本市の健軍駐屯地で行われ、岸田総理や浜田防衛大臣、防衛省の関係者らが参列しました。
非公開で営まれた葬送式で岸田総理は「職務の遂行に全身全霊をささげていた隊員を失ったことは、わが国にとって大きな痛手であり、無念でならない」と述べ、献花しました。

この事故では、６人の死亡が確認され、行方不明のままの宮古島駐屯地のトップだった伊與田雅一一等陸佐ら４人も先月３１日、死亡と判断されています。