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ダイバーの位置示すフロートのロープ外れ 船が見失ったか ダイビング7人不明事故

きのう糸満市の沖合でダイビング中の7人が一時行方不明になった事故で、ダイバーの位置を知らせるフロートとダイバーを繋ぐロープが外れていたことがわかりました。

19日正午前、糸満市沖のルカン礁でダイビングをしていた男女7人が一時行方不明になりました。

那覇海上保安部によりますと7人は1時間のドリフトダイビングをするため午前10時頃ごろにルカン礁の東から入水しました。

潮の流れに乗って潜るドリフトダイビングではダイバーが位置を知らせるフロートを海面に浮かべ、船はそれを目標に移動します。

しかし入水から1時間余りがたった午前11時20分ごろ、船長がフロートを持ち上げるとダイバーとフロートを繋ぐロープが外れていたということです。

船長はダイバーを見失い118番通報しました。

▽インストラクターの男性
「原因はわからないですけど、外れちゃって、それが流れていったんですよね。自分たちダイバーも流されるので、波の高いところに流されていった感じです。海保の人とは(ロープが)切れたようにみえるよね、と話しているんですけど」

その後、7人のうち6人は一塊になって浮いている状態で発見され、残る1人も2キロから3キロ南の海上で救助されました。

那覇海上保安部はフロートをつなぐロープが外れたことでダイバーと船がはぐれたとみて、引き続き詳しく調べています。

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