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「白梅の塔」次世代が平和を誓い慰霊祭を引き継ぐ
23日、沖縄戦に看護要員として動員され犠牲になった白梅学徒の慰霊祭が開かれ、参列者は平和の誓いを新たにしました。
糸満市真栄里にある「白梅の塔」での慰霊祭は、去年まで元学徒の中山きくさんらが中心となり行われてきましたが、1月にきくさんが亡くなったことなどから、今年から「白梅継承の会」が引継ぎ、執り行われました。
▽「白梅継承の会」いのうえちずさん
「きくさんはこの世には居なくなりましたが、「思っているだけでは平和は来ない、行動しなさい」というきくさんの情熱の種は、私たちの胸にしっかりと根付いております」
いのうえさんは「今を新たな戦前にしないと誓いを立てたい」と力を込めました。
記憶のバトンをつなぐため奔走した元学徒の想いが実を結び、慰霊祭は次世代へと引き継がれています。
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