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発行まで1年 新紙幣を紹介するパネル展 那覇市でも開催

20年ぶりに全面的に新しくなる紙幣。日本銀行は来年7月を目途に発行を開始することを発表し、新たな紙幣が那覇市でも紹介されています。

日本銀行那覇支店の展示広場では、新たな紙幣の発行開始まで約1年となったことから新たな紙幣を紹介するパネルの展示を始めました。

今回は特別に紙幣の見本を見せていただきました。

紙幣はデザインが一新され、1万円札には実業界で活躍し教育や社会事業、民間外交にも尽力した渋沢栄一。

5000円札には現在の津田塾大学の創立者で近代的な女子高等教育の発展に力を尽くした津田梅子。

1000円札には世界で初めて破傷風菌の純粋培養に成功し破傷風の血清療法を確立した北里柴三郎が描かれています。

▽日本銀行那覇支店・竹之内貴広発券課長
「ユニバーサル(デザイン)をテーマにしておりまして、数字も大きくなっております。」

誰もが使いやすいよう工夫が凝らされ、世界初の3Dホログラム技術を活用するなど偽造防止の技術も強化されています。

▽見学に来た人は
「僕は聖徳太子の1万円札から見ているので聖徳太子、福沢諭吉、次渋沢さん、ちょっと感慨深いものがありますね」
「早く本物が出たら手に取って見てみたいなと思います。慣れるまで間違えて出さないかどうか心配」

現在はパネルのみ展示していますが、事前に日本銀行那覇支店のホームページから申し込みをすれば紙幣の見本も手に取って見ることができます。

新たな紙幣の発行が始まるのは来年の7月の予定で、発行が始まった後も現在流通している紙幣は使用することができます。

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