熱中症予防にエアコン活用を 那覇市が高齢者世帯の買い替えに補助金
連日30度を超える真夏日が続き、本島地方と八重山地方に熱中症警戒アラートが発表されています。
那覇市では高齢者の熱中症予防などにつなげようとエアコンの買い替えに補助金を出す事業を始めています。
11日、県内では25の観測地点全てで最高気温が30℃を超える真夏日となり、このうち12箇所で今年最も高くなりました。
本島地方と八重山地方では熱中症の危険性が極めて高まっているとして熱中症警戒アラートが発表され、危険な暑さとなっています。
街の人に熱中症対策を聞きました。
▽街の人
「エアコンは節電もあるので夜だけ使うようにしていて、逆に水をいっぱい飲んでいます」
「家にいるときは冷房をかけています、やっぱりもったいないとやったら困るから、ときどき窓を開けて風を通したり」
那覇市では省エネの推進と熱中症などの予防に繋げようと、省エネ効果の高いエアコンに買い換えた市民に最大3万円を補助する事業を始めています。
補助の対象になるのは65歳以上の高齢者が住む世帯で、申し込みの数が上限の500世帯を上回った場合は抽選となります。
市は環境や家計に優しい省エネ家電で高齢者の熱中症の予防にも繋がるこの制度を活用してほしいと呼びかけています。
▽那覇市環境部・宮良努副部長
「電気料金の高騰が課題となっている今、家計に優しい省エネ家電に買い換えることで、65歳以上の高齢者がいる家庭にご活用いただき熱中症予防の一助にもしていただきたい」
本島地方と八重山地方は12日も熱中症の危険性が極めて高い状況になるとして熱中症警戒アラートが発表されています。
こまめに水分を補給し、炎天下での長時間の作業を避けるとともに室内でも風通しを良くしたり、エアコンや扇風機を活用したりして過ごすよう心がけてください。
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