沖縄本島地方　再び暴風に　雨降り続き土砂災害にも警戒

大型で非常に強い台風６号の接近で３日午後６時現在、宮古島に暴風警報が出ています。
台風は４日以降進路を東よりに変え、沖縄本島地方は再び暴風となる見込みです。

大型で非常に強い台風６号は３日午後５時には宮古島の北北西およそ２３０キロにあって、ゆっくりとした速さで西に進んでいるとみられます。

中心の気圧は９４０ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は４５メートル。最大瞬間風速は６０メートルです。

▽延総史記者
「暴風域に入って３６時間が経過した宮古島です。現在４時を回っています。徐々に風は落ち着いてきているものの、たっていられないほどの強い風が時折吹いています」

沖縄気象台は宮古島市では３日の夜遅くまで暴風に警戒するよう呼びかけています。

台風は４日以降、進路を東に変え明後日には強い勢力で本島地方に近づく見込みで、４日に予想される最大瞬間風速は３５メートルとなっています。

久米島では４日朝、本島中南部では４日昼過ぎ、本島北部では４日夕方にも暴風警報が発表される予定です。

本島地方や先島諸島では４日にかけて多い所で１時間に３０ミリの激しい雨が降るおそれがあります。

気象台は台風の影響が長引きこれまでに降った大雨で地盤が緩んでいるとして、土砂災害に警戒するよう呼びかけています。