沖縄離島の”黒糖ラム”　８種ブレンドした集大成

今年は沖縄で黒糖作りが始まって４００年の節目の年です。県内８島の黒糖からラムを製造するプロジェクトの集大成となる商品が売されました。

瑞穂酒造はこれまで『ＯＮＥ　ＲＵＭ　ＰＲＯＪＥＣＴ』と題し、関係者と共同で８つの離島で作られた黒糖の個性を活かしたラムをシリーズで展開してきました。

８日に新発売された『ＴＨＥ　ＯＫＩＮＡＷＡ　ＩＳＬＡＮＤＳ　ＲＵＭ』はプロジェクトの集大成として８つのラムを独自の配合でブレンドしたものです。

蒸留時に出る廃液を次の発酵に再利用する「ダンダー仕込み」と呼ばれる製法を国内で初めて確立し、より豊かな風味を実現しました。

▽瑞穂酒造商品開発室室長・仲里彬さん
「離島８島で作られている黒糖の話や、島自体が面白い場所であるという魅力をラムを通して一緒に発信していきたい」

商品は全国の酒販店のほか、シンガポール・マレーシアでも販売されます。