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78年ぶりの里帰りを報告 首里真和志の獅子頭
首里真和志地域の関係者が8日、那覇市の知念市長を訪ね戦後78年を経て実現した獅子頭の里帰りを報告しました。
真和志の獅子頭は、1945年の沖縄戦で焼失したとされていましたが沖縄戦に従軍したアメリカ兵が本国へ持ち帰った事が判明し、今年5月、兵士の親族から真和志町自治会に返還されました。
戦前と戦時中に撮影された獅子頭の写真を探し当て返還のきっかけを作った沖縄高専に通う目黒仁士さんは多くの偶然が重なったと振り返りました。
▽目黒仁士さん
「公文書館の(検索)では『獅子舞」と打っただけで、うちの町(真和志町)に絞り込んで検索していなくて、(見つかって)びっくりだし
知念市長「絞り込んでいたら発見できなかった可能性がある?」
目黒さん「試しにこの間、真和志町と(検索して)公文書館で調べてみたらやっぱり出てこなくて」
知念市長は「貴重なものを見られて光栄です大切に保管してください」と述べました。
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