ハワイのウチナーンチュを助けたい　マウイ火事被害に沖縄で支援の機運高まる

アメリカ・ハワイ州のマウイ島で起きた山火事を受けて、沖縄県内ではマウイに暮らすウチナーンチュを支援しようという機運が高まっています。

ハワイ州のマウイ島で起きた山火事では多くの死者と安否不明者が出ていてアメリカの山火事としては１００年間で最悪の被害となっています。

マウイ島には沖縄県人会がありハワイ移民３世４世の多くの県系人が暮らしています。

▽玉城知事
「非常に大きな火災で甚大な被害をうけていらっしゃると。本当に胸の痛む思いです。ハワイと沖縄の関係は歴史的にも非常に深い繋がりがありますから、何とかハワイの皆さんのためにもお力になれないか」

玉城知事は１３日、ハワイ州知事とハワイ沖縄連合会、それとマウイに見舞いのメッセージを送りました。

県にはマウイへの募金の受け付けを求める声が寄せられていて、玉城知事は見舞金を送ることを含めて対応を検討しています。

沖縄ハワイ協会は現地のハワイ沖縄連合会と共に募金活動の準備を進めていて、この中では来月オアフ島で開かれる沖縄フェスティバルの収益の一部を義援金に充てることを決めたということです。

またマウイの姉妹都市である宮古島市も支援に向けて乗り出すことにしています。