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元白梅学徒の体験 高校生が伝える沖縄戦 中山きくさん交流の沖尚地域研究部
沖縄戦に動員された白梅学徒隊の体験を語り継ぐ活動に取り組む高校生たちによるワークショップが14日開かれました。
小学生から大人まで幅広い年代が参加したワークショップは沖縄尚学高校の地域研究部が開いたものです。
地域研究部は今年1月に亡くなった元白梅学徒の中山きくさんと長年交流を続け戦争体験を語り継ぐ活動に取り組んでいます。
14日は白梅学徒隊を題材にした絵本の読み聞かせや暗い壕の中で何本もろうそくを持って外科手術に立ち会った学徒たちの様子を再現しました。
▽参加者は
「指が揺れるから(ろうそくを)落としたらいけないという感じでさらに落としそうで怖い」
▽参加者は
「戦争を体験した人たちと関わっている人がこの子たちが大人になる頃にはいないので、戦争体験者の話をしてくれるのが大事なことだなと思って」
参加者は戦場におかれた少女たちの過酷な状況に思いを馳せ平和を守る決意を新たにしていました。
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