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具志川グスクと沖縄戦当時の壕が文化財に

うるま市にある遺跡の具志川グスクと旧日本軍がグスクに造った壕が市の文化財に指定されました。

うるま市の具志川グスクは14世紀から15世紀に造られたとみられ、1955年に発見されました。

発掘調査で火葬された骨や土器、ガラスの小玉が出土したことから当時の暮らしや文化を知る上で重要な遺跡とされました。

また、グスクにある壕は1944年に旧日本軍が構築したもので、強制集団死、いわゆる集団自決で地元の警防団の13人が犠牲となり、生き残った10人も大けがをしました。

市は壕についても沖縄戦を伝える史跡として文化財に指定したもので、グスクと壕を所有する具志川自治会の高江洲朝美会長は平和学習に活用してほしいと要望しました。

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