公開日

ハワイ・マウイ島大規模火災 「まだ煙が・・・」沖縄県系人にも被害

アメリカ・ハワイ州のマウイ島で起きた山火事は、発生から1週間以上が経過しても被害の全容はわかっていません。
マウイ島で暮らす県系人に現在の状況を聞くことができました。

中城村にルーツを持つ県系3世のジュリー・ヒガさんです。
火災の被害が大きい地域からは、離れた場所に住んでいます。

▽県系3世ジュリー・ヒガさん:
『けさ被災地を訪れましたが、まだ煙の臭いが立ち込めていました』

ヒガさんによると県系人はそれほど多くはないということですが、親戚や友人も住む家を失ったといいます。

▽県系3世ジュリー・ヒガさん:
『私のいとこ夫婦は友人の家に、多くの被災者が親戚の家に身を寄せています』
『彼らの家やアパートが再建できるのか私にはわかりません』

被害が大きかったラハイナという地域は、水は復旧しましたが、今も停電が続いています。

▽県系3世ジュリー・ヒガさん:
『マウイ沖縄県人会は被災した人々の助けになろうとお金を集めています』

マウイ沖縄県人会のホンド・クリスティン会長は、県を通して復興に向けての支援を呼びかけるメッセージを寄せていて、ハワイ沖縄連合会はオンラインで寄付を募る「ゆいまーるハワイ基金」を立ち上げました。

沖縄ハワイ協会は来週にも募金活動を始める予定で、現地メディアによりますと被害額は8000億円以上に上ると試算されています。

あわせて読みたい記事 ヤンバルクイナ

あなたへおすすめ! クマノミ 小 クマノミ 大きい