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ウークイにふ化した子ガメたちが大海原に

バスケットにエイサーに大盛り上がりの夜でしたが、糸満市の静かな海岸でははるか昔から繰り返される命の営みがありました。

ウークイの30日、糸満市の海岸でふ化した子ガメたちの様子が沖縄テレビのビデオポストに届きました。

波の音だけが響く午前1時すぎ、月あかりに照らされた砂浜でふ化した子ガメたちおよそ40匹が海を目指しました。

撮影したのは、糸満市の海岸でウミガメが産卵できるよう環境の保全に努める徳村弘輝さんです。

徳村さんは台風6号の高波の影響で産卵場所が水没してしまい心配したということですが、「元気な子ガメの姿を見ることができてほっとしたと」話していました。

旧盆の最終日・ウークイ。きっと子ガメのご先祖さまウヤファーフジも子ガメたちの大海原への旅路を見守ったことでしょう。

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