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ハブクラゲ被害で女児が一時意識不明に 防止策と対処法を周知

県内で児童がハブクラゲに刺され一時意識不明になった事故を受け、県は海水浴場の管理者などを対象に防止策や刺された際の対処法を周知する講習会を開きました。

県によりますと1998年から去年までに報告されたハブクラゲによる被害は2865件で、20歳未満がおよそ6割を占めます。

死亡したり呼吸停止となるケースもあり、先月、名護市では児童2人がハブクラゲに刺され、このうち7歳の女の子が一時意識不明となりました。

▽沖縄県衛生環境研究所の担当者
「特に10代、未成年というのは体が小さくて毒への影響を強く受けるというのが考えられています」

オンラインで行われた講習会ではハブクラゲの遊泳区域への侵入を防ぐネットの有効性や、刺された場合は絶対にこすらず酢をかけて触手を取り除くことなど、応急処置について県の担当者が説明しました。

県はハブクラゲ注意報を9月まで継続し注意を呼びかけています。

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