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航海安全や豊漁、無病息災祈る 古宇利島のウンジャミ 今帰仁村・沖縄
今帰仁村の古宇利島では伝統行事のウンジャミが行われ島の人たちが豊漁や無病息災を祈願しました。
ウンジャミは名護市より北の集落に伝わる神事で、古宇利島では旧盆明けの最初の亥の日に執り行われます。
儀式では白装束に身を包んだ「神人」の女性たちがコの字形にまいた砂の上を7回往復して祈りを捧げヌミと呼ばれる棒で掲げたモチを突いて落としました。
古宇利島では男女が天から降ってきた餅を食べて暮らしていたという神話が言い伝えられていて儀式を終えると見学していた人たちにも餅が振舞われました。
▽子どもたち
「お餅もらいました」
海岸ではきょうだい神の伝説がある大宜味村塩屋の方向へ船を漕ぐ仕草をする「神送り」を行い一連の神事が終了しました。
また、4年ぶりの開催となった御願バーリーでは参加者の力強い櫂捌きに声援が送られました。
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