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首里城地下の日本軍司令部壕の構造を模型で再現
78年前の沖縄戦で首里城の地下に構築された第32軍司令部壕について学ぶ企画展が本部町で開かれています。
沖縄防衛のため配置された日本軍の第32軍は首里城の地下に全長およそ1キロに及ぶ司令部壕を造りました。
模型展は「第32軍司令部壕の保存・公開を求める会」が県内各地で開催しているもので沖縄戦の実相を伝えるため壕の模型などを展示しています。
▽もとぶ文化交流センター・山本英康学芸員
「北部でも沖縄戦は展開されていて、司令をしたのが32軍司令部壕の中から司令しているという(32軍について)把握することはやんばるの沖縄戦についても大事なことだと思います」
模型展は今月29日まで本部町の「もとぶ文化交流センター」で開かれています。第32軍司令部壕を巡っては県が保存や公開に向け検討を進めていて来年度には基本計画の策定に着手する予定です。
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