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「沖縄を再び戦場にさせない」全県的な組織目指す市民団体が発足
中国の海洋進出などを念頭に南西諸島の自衛隊強化などが進められる中、戦争に反対する全県的な組織を目指す市民団体がこのほど発足しました。
今年7月に発足した「沖縄を再び戦場にさせない県民の会」には60あまりの市民団体が参加し、共同代表に遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅隆松さんが就いています。
政府が去年12月に改定した安保関連3文書で反撃能力の保有などが掲げられ、南西諸島では自衛隊の機能強化が進むなど沖縄を取り巻く安全保障環境が急速に変化する中「沖縄を二度と戦場にしない」と全県的なメッセージを発信するのが目的です。
▽共同代表・具志堅隆松さん
「沖縄の人間が意思表示する。私たちは二度と戦争に巻き込まれたくないんだと」
今月24日には沖縄市でキックオフ集会が予定されているほか、今年11月には県民大会の開催を目指すとしています。
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