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米軍基地問題を訴える国連演説に向け玉城知事が出発
玉城知事は17日、沖縄の過重な基地負担を国際社会に訴える国連演説に向けてスイスへと出発しました。
▽玉城知事
「人権、環境問題など沖縄が生活している中で抱えている複雑な課題を国連でしっかりと発言してまいりたいと思います」
国連本部があるスイス・ジュネーブへの出発を前に、那覇空港では知事を支える県政与党議員などいわゆる「オール沖縄」のメンバーが玉城知事を激励しました。
▽玉城知事
「非常に緊張しています。今回は翁長前知事以来8年ぶりの国連演説ですが人権理事会は非常に注目度も高い場所でもあります。(辺野古移設問題も)人権や民主主義の問題であることをずっと訴えてまいりました。我々が対話によって解決を求めている姿勢が間違っているのかということを改めて国際社会にも問いかけていきたい」
玉城知事は国連人権理事会の3つの会合に出席し、過重な基地負担や基地に由来する環境問題について演説します。
スイスの滞在は5日間で国連人権高等弁務官事務所の幹部や国連特別報告者との面談も予定しています。
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